バックナンバー   第 260 号2009/04/28(火)   2,060 部発行

[第 54 週] セキュリティ質問箱 (2)

こんにちは、suno です。今日も読者からの質問に回答します。できれば、今日の内容は活用する機会がないことを祈ります。

もしウィルスにかかったら

万が一、不幸にしてウィルスに感染してしまったら、どうしたらよいでしょうか。公的機関への情報提供、感染したパソコンのメンテナンスなど、ご教示いただければ幸いです。

(男性・60 代)

ウィルスにやられない方法を学ぶのと同じくらい、ウィルスにやられたあとの行動を学ぶのは大切です。ここで下手な行動に出ると、二次被害に見舞われることもあります。

さて、ウィルスに感染したとき──いや、ウィルスに感染したかもと思ったとき、いの一番(死語)に行うべきことがあります。それは何でしょうか?

答えは、「LAN ケーブルを抜くこと」です。無線 LAN の場合は、無線 LAN を無効にしましょう。とにかく、ウィルスに感染したパソコンをネットワークから切り離し、他のパソコンへの感染を防ぐことが肝要です。感染者は隔離、これ鉄則。

ネットワークから切り離した後、もしパソコンにアンチウィルスソフトがインストールされているのであれば、駆除を試みましょう。結果報告はキチンと読み、正常に駆除されたかどうかを確認してください。

アンチウィルスソフトが入っていないパソコンの場合は、ウィルス感染していないパソコンを使って情報を検索しましょう。パソコンが 1 台しかない人は、友人や知人、会社のパソコンなどを貸してもらうとか、ネットカフェに行くとか、何か手を考えてください。

ワクチン(ウィルス駆除プログラム)を見つけたら、USB メモリなどに入れて持ち帰り、感染したパソコン上で駆除をしましょう。その USB も、挿入した時点で感染している可能性がありますので、USB メモリに対してもスキャンと駆除を忘れないようにしてください。

事後報告もお忘れなく

もし、感染したのが会社や組織のパソコンであれば、LAN ケーブルを抜いたらすぐに上長に報告してください。始末書を書かされるのはゴメンだとばかりに一人で何とかしようと思わないでくださいね。下手をすれば、同じネットワーク内の他のパソコンや取引先などに伝染し、始末書どころの騒ぎではなくなります。そして、そういう時は得てして「下手をする」ものです :-)

感染した後にメールを出した覚えがあれば、念のためメールを出した相手に報告しておくのもよいでしょう。

「公的機関への情報提供」は必要ありません。あなたが公的機関のパソコンを感染させたのでなければ。

第 251 号で、あるショッピングサイトにウィルスが埋め込まれた事例をご紹介しました。そのウィルスに感染した状態で電源を落とすと、場合によっては Windows の再インストールを余儀なくされるそうです。万が一のことを考えて、バックアップはこまめに取っておきましょう。

最後に、ウィルス情報を調べるのに役立つサイトをいくつかご紹介します。

発行人だより

今日は 4/28 か、もしかして「シニアの日」なんて言わないよな、などと考えながら、http://nnh.to/04/28.html を開くと……ああ、何ということだ。で、「シニアの日」でぐぐっても、具体的に何の日なのか、何がある日なのかがさっぱり分からない。

4/28 が「シニアの日」なら 10/28 は「ジュニアの日」かい、と思って調べてみましたが、違ったようです。よかった。